詩人:EASY
僕は基本的には
何も言わなくて
長い目で見れば
ほとんどのことは許す
変わり者だと言うのは
僕にとっては
誉め言葉だけど
君が望むなら
共感をしたりする
煙草を吸うのは
やめる理由がないだけで
飯を食うのは
時々腹が減るからだ
死ぬのが恐いと思うのに
いつか死ぬと思うのは
僕だってそれなりのことを
考えてるからだ
新入社員に
そんな話しをしないのは
僕にとっての常識は
一応あるからだ
沈む夕日に
君への想いを
重ねたりすることも
あったりするのに
君にそれを
伝えないのは
恥ずかしいのと
愛しいのを
足して2で割ったのよりも
ずっと深遠で
ずっと謎めいて
ずっと大切に
しておきたいからだ