詩人:ヒギシ
お節介な第三者が
ずかずかと入り込んできて
適当に都合の良い話をして
無理矢理にでもまた
くっつけてくれれば良いと
悲しくも考えてしまった
上辺だけでも良いから
横に戻ってなんて
馬鹿らしい思いが
心の奥の奥の隅っちょに
僅かでも確かにあるのが
許せないんだ
自分の一番好きな人間が
自分で良かった
そのお陰で
何とかやってけそうだよ
理想が叶いそうなんだ
浅い関係だけで
好き勝手気ままに
それが出来そうだ
唯一邪魔をしていた
どうしても深入りしてしまう
そんな貴女を
きれいさっぱり失った
もう
これで良いよ
2004/05/25 (Tue)