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詩人:甘味亭 真朱麻呂
今まで通りの生活のリズムに慣れていたから
いざ新しいことをやるとなるととても不安で仕方ない
重い足はまるで水中にいるみたいだ
泳ぎ方すらしらないままでもがくから
苦しくて仕方ないよ
なにもかもを新しくしたら
懐かしいものはすべて棄てた後で
唯一ねあるといえばボロボロの小中高の卒業写真くらいさ
今
夢の話のつづきで
新しい扉開け
踏み出す一歩はまだ見たこともない未知の領域(せかい)
楽しくするのもつまらなくするのも
すべては自分次第
選び方一つで決まってしまう
大事な一歩さ
スタート地点からだいぶ遅れて
それでもゴールに向かって汗かき必死に走る誰かの姿に
僕はあこがれていた
そのあこがれを今少し思い出すんだ
そしたらまた頑張れるような気がしたよ
埃にまみれ泥だらけになっても
走る誰かがいることを僕は忘れない
いつか僕もそんな人になりたいんだ
心のつよさを持ったいつか見た
あのドリームランナー
襷(たすき)をつなぐ友情
あの日の感動を僕は絶対に忘れない
真のつよさを持ったいつか見た
あのドリームランナー。