詩人:USAGI
あの時
私が君に頼らなかったのは
君が頼りなかったわけじゃなく
君なしじゃ生きられなくなりそうで
1人じゃ立てなくなりそうで
恐かったんだ
頼る事と
すがる事は
似てるようで違うのにね
あの時
私が君に全てを見せなかったのは
君の心が狭いわけじゃなく
こんな私をさらけ出したなら
君が離れて行ってしまうと思っていて
恐かったんだ
それで終わる関係なら
いらないと思ってたくせにね
なにかが吹っ切れた今は
あの頃より
少しだけ強くなれた気がするよ
もう苦しくはならないから大丈夫
こうして読まれない手紙を書いていても