詩人:壬治
ずっとずっとここで空想と戯れてたい
だってもーこんなにいっぱいいっぱい
「何がしたいの?」痛烈な言葉
ひどく怖い顔!ぼくを悩ませる
いつも通りの日常は拒否したい
だってもー全然答えなんて出ない
夜通し考えてたけど2人は遠いよ
影すらも交差しないほどに遠いよ
流れ星のように一瞬で消えた夢
もがくことさえ馬鹿らしくなる
空が翳って厚い雲がやってくる
ねぇもーどうしてこんなに寂しい?
ずっとずっとここで空想と戯れてたい
君との思い出はぜんぶ食べ尽くした
ずっとずっとここで空想と生きていたい
君とのこれからはもーどこにもない
とまどいの日々は痛みを知るごと
深く深く重くもたれる鉛の枷
切実に願うここでのひそやかな愛と夢
君の知らない場所でいつも涙が溢れる