詩人:大蛇
気が狂うように
貴方を信頼した
幼い子供は
涙を流しながら
消えました。
誰からも
観てもらえず
甘えを包み込み
信頼した貴方さえ
静かに苦笑しながら
身を引きました
私の為だと
幼い子供を
犠牲にしました。
その子供は
私を嫉妬し嫌い
絶えず頭痛と吐き気を
与えるのです。
一人哀しく泣き叫ぶ
その光景を
ただ静かに見守るしか
できないのかと思うと
胸が締め付けるばかり
何故受け入れてあげられないのか?
何故拒否するのか?
ただ一人哀しく泣き叫ぶ
一人寂しく消えてゆく
独りの辛さはもう
知ってるじゃないか?
2005/12/20 (Tue)