詩人:はなぶさ
二人は、いつも隣同士。ピッタリくっついてすれ違う人も羨む二人…………だった。何が原因だかわからない。二人の間が、少しずつ開いて、通り抜けた隙間風。隙間を埋めようと、いろいろ試みた。でも隙間は、埋まる事無く、二人の隙間は、開く一方。何が原因かわからない。そして二人は、別々の道を歩き始めた。今、どうしてるんだろう?あの頃を、思い出す。