詩人:もとり
理解もされず
理解しようともしない
話に興味を持たず
質問すら答えず
別れた後は連絡もとらず
翌日まで返事も返ってこない
そんなあの人は
私を好きだと言う
好きって一体何なのだろう
本当に好き等と断言出来るのか
そう思える私には
返せる程の愛情も未だ
持ち合わせてなく
会いたいのも別の人
声を聞きたいのも別の人で
心は未だ其処に
置いてきてしまって居る状態
貴方は私の事など
もう何とも思ってないのだろうけど
嗚呼 とても難儀
不可解にして不可思議
糸が絡まり合いながら
もつれていく様に
複雑に絡み合いながら
上手くいかないこの関係
あの人への罪の意識と
貴方への愛に挟まれながら
私は今日も生きています