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詩人:甘味亭 真朱麻呂
君がそばにいるだけで
世界はこんなにも楽しくなるのさ
ねぇもっと僕は楽しみたいからね
君の好きなもの好きなこと嫌いなものも嫌いなことも
ぜんぶ教えてよ
あぁ
今日も日が暮れて
1日ご苦労様でした
今日の悲しみは
明日には喜びに変わるのかな
それは誰も知れはしないことだけど
でも何もかも知ることができたなら
きっとつまらないだろう
先の見えない真っ暗闇の明日なのだからこそ
楽しみにしてさ待ってられる今日だってあるからさ
いつもいつでも悲しんでいるわけじゃないんだ
街に灯りがともれば
昼間の騒がしさなどまるでうそみたいに
静かに静かにただお星さまが夜の空に散らばっているだけ
不安なことなら君がいてくれればなんにもこわくないさ
不思議と心もかるくなっていく
ただそれは君がそばにいるだけで
僕はこんなにも楽しい夜を過ごせる
明日がどんなに悲しい日になるとしても
明日の夜になればまた忘れさせてくれる
君がただそばにいるだけで
僕はなにより幸せ
僕はこんなに幸せ。