詩人:どるとる
悲しみに泣いて
喜びに笑って
たまの奇跡に
めぐまれて
ただどこまでも
変わり映えしない
青い海のように
段差も分かれ道なく
平坦な日常
今日もここにある
喜び そして 悲しみ
たまの奇跡にめぐまれる
それだけの毎日
それを幸せと思うか
思わないかで
毎日は変わる
そして 僕は今日も
敢えて言葉に出す
声も高らかに
誰かに聞こえるようにうたわせて
ベランダに干した
洗濯物がたまに風に揺れる
変化なんてそんなもの
口癖になった言葉さ「今日もああ平和だなあ」
本日も晴天なり
空はいつまでも
青なら青で
橙なら橙で
変わり映えしない
でもその下で起こっている生活はそれぞれがそれぞれに変化のある毎日送ってる
変わり映えしない毎日でも人が変われば
その人だけの幸せと悲しみがあるのさ
だから安易に 評価したり批判したりしたくないんだよ
ああまたとない
一度きりの夢
長い旅のように
晴れるときもありゃ雨降りの日もある
説明は要らないよ
だってありふれてるから
喜び そして 悲しみ
たまの奇跡にめぐまれる
それだけがウリです
それを幸せと思うか
思わないかで
人生が変わる
そして 僕は今日も
敢えて言葉にする
リズムを並べて
誰かに聞こえるようにうたうのさ
ベランダに干した
洗濯物がたまに風に揺れる
変化なんてそんなもの
口癖になった言葉さ「今日もああ暇だなあ」
本日も晴天なり
何気なく繰り返す平凡がどんなに幸せなことなのかをいつか気づくよ 誰も
僕はついさっき気づいた ほんの些細なことから
ああ空は今日もあいかわらず広いなあ
そしてあいかわらず変わらないなあ
生活のリズムも
幸せのカタチも
ものの見方も
だけれどどこか生まれ変わったような
新しい気持ち
殻から抜け出て
這い出てきたのさ
低気圧で雨降りでも
笑っていられるように。