詩人:快感じゃがー
蕾も震えたままの
午前0時
酷く粗い心音
渋滞のなかで
殺された
あの日のわたし
月が笑う
ノイズでしか
ないの?
こんなに
掻き鳴らしていても
届かないの?
あなたには
かなしいなんて
言わせないでよ
見ているだけじゃ
きっと掴めなくって
それはあまりに
目映すぎて
鮮明にさせて
今だけちょっとだけ
あなたのもので
ありたいなんて
言いたくないけど
それが真実
この先も
多分変わらなくて
怖いくらい
月が赤い
世界が笑う
月が笑う
ルートじゃ
割り切れないよ
もうどうにでも、して
2010/02/22 (Mon)