詩人:どるとる
丘の上の一本の木
名前は知らない
だけど風の日も雨の日も強くたくましく立っている
僕もそんな木みたいに凛々しく強かに生きたい
でもある日突然に落雷に遭い呆気なく倒れた
あんなに大きな木でさえ一瞬で倒れた
そんな出来事に命のはかなさを見たけどそれがあの木の運命
だけれどあの木はあの木はね落雷に遭うまで強く強く生きたから僕の求める強さの対象からは外れない
ずっと僕はあの木を
いや あの木以上のたくましさと強かさを求めて生きるよ
知らないあいだに
知らないあいだに
そんな強さ たくましさ備わっているといいなとあの木があった丘の上でギターを弾く
視線を落とせば
新しく芽を出した二葉
希望が今
芽吹きはじめてる
そんな予感に気づいたら命の終わりのはかなさはまた新しい始まりの風にさらわれた
一本の木から始まったそんなストーリー
大切にしたい
一本の木ストーリー
今も新しい命は僕の子供とともにすくすく成長中
なにげにリンクしてる
一本の木ストーリー
命を繋ぐ物語。