詩人:beet
毎日毎日
止めどなく溢れては
繰り返し繰り返し
流れていく時間
現実と退屈の狭間の中で
退廃と苛立ちばかりが募り
無力な自分自身に涙する
誰のせいでもない
自分が小さすぎるから
何も出来ない自分と
小さな自分の弱さを必死で守る
人の狡猾さの中で
溢れ出る怒り、憤り
聞き飽きた綺麗事
本音という建前
全て取り払うのは
自分自身の誠意と
棘のある言葉
この絶え間ない洪水の中で
明日俺は何が出来るだろうか
安っぽいメッキも
どうでもいい愛想笑いも
情熱という名の熱き風の前では
全て無力と化す
全ての流れを変えるのは
自らの行動と叡知
そして、賛同を得る言動と行動
己に力が備わっているのならば
この洪水の行方を変えてみせろ
あるがままの自分の姿で