詩人:甘味亭 真朱麻呂
忘れたくないこの幸せな風景
君と僕と楽しい日々
忘れた記憶の中に探りを入れて
みつけようとしても
それはもう二度と戻らない風景だから
見えるのは過ぎ去った過去じゃなく今この時だけさ
誰が決めたわけでもなく
ただそれはいつの間にか当たり前になった
永遠のない世界
始まりがあるから終わりがある
おわりがあるから始まりもある
存在するすべての命にそれは定められている
いうなれば運命
悲しき宿命
切り取れるだけの思い出を形にして
僕はそれを眺めて懐かしく思うけど
その時に感じた気持ちや想いは残せない
永遠に消える
もう二度と感じれない
一度きりのもの
永遠の風景。