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[149185] 現実と理想の恋

詩人:beet

ふところに入るまでは

誰もが理想を描き

そこに大きな楽しみと

やすらぎがある

誰もがそんな甘い想像をする


ただ いざ中へ入ってみると

すぐに退屈な日常に気付き

毎日の生活とすれ違いの中

情熱だけが失せていき

存在そのものが空気のように

自然になる


この繰り返しを何回見るか

それは個人の器量と結びつき次第

ただ、はっきりとわかること

それは

心のつながりを感じられない相手との生活

そこに明日はない


だから親愛なる人をしっかりと捉まえるため

人は暑苦しくない程度に

タイミングを図って

自らの情熱を伝える


「好き」という誠意

そのひとことが男と女を繋ぎ止める

2009/10/30 (Fri)
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