詩人:ゆぅ
寂れたホームで
朝日だけが
眩しかったよ
夢を失くした街で
得たものは
無二の友と現実
あとは
何だったかな
手紙を書き
荷物を抱え
開けた扉
始発で飛び出す町
横目には朝日
遠目には理想未来
寂れたホームで
朝日だけが
眩しかったよ
愛を失くした街で
得たものは
男の数と儚い命
あとは
何だったかな
愛を疑わず
理想を掲げ
開けた扉
終電で向かった街
街に別れ告げ
始発で出戻る現実
寂れたホームで
朝日だけが
眩しかったよ
何かを決断するのは
いつも真夜中
行動起こすのは
決まって
その夜明け…
2004/07/12 (Mon)