詩人:ジャガー
妙に大人になった僕らは
もしも今会えば
タイムスリップしたみたいになりそう
変わらない懐かしさと
変わってしまった虚しさで
変な気持ちになるはずさ
ねぇ望んだ未来は
手に入れたかい?
あの頃の僕はこんな時間が訪れる事なんて
考えてなかったよ
良くも悪くもね
地平線も見えないくらい
建ち並ぶ家やビルの向こうに
昔と変わらない夕日を見つけた途端に
暖かくて優しくて
気付けば熱い物が目を濡らしてた
何も変わらない物なんて
どこにも無いと思っていたよ
切ない想いを何度も諦めたのは
残酷な時の流れに
あまりにも怯えていたからなんだよ
いつかまた会おう
この夕日の下で
切ない想いを何度も抱きしめた
自分にも君にも正直になりたいから