詩人:華森 愛瑛
もしも
この子を産んで
なかったら
私にはどんな未来が
あったのだろうか...
きっと華やかな未来
だったのかもしれない
何度か産まなきゃ
よかったと想った
時があった...
この子さえ産まれて
こなければ
こんな苦労しなかったとも思った事も
あった...
自己嫌悪に落ちいった時もあった
でも...この子の笑顔と叱っても
「お母さん」って飛んでくるその無邪気さを見て
「やっぱり産んで
よかった」と思った
子供には何の罪もないんです...
大人の身勝手で産んで後悔するぐらいなら
産まなければよかったんじゃない?
...そう あなたが
私に気付かせてくれた