詩人:ヒギシ
小さい頃は僕だって猫がコッチに来やしないかとにゃーと鳴き真似をしたものさ小さい頃は僕だって魔法が使えやしないかと色々呪文を唱えたさ荷物を背中に積み込むために夢や希望を落っことして後ろを振り向けば彼らが列をなしている一つ一つ辿る度ポケットに入るものなら押し込んでまた前を向くのさ願わくば早く自分が大きくなって彼らを拾って帰れますよう