詩人:快感じゃがー
近頃は、家の至るところ
そこいらじゅう
ひっくり返して
私の、頭の中で蠢く
記憶の箱を放り出して
何かを探してる
あるはずもない
君の痕跡、とか
とにかく史実的なもの。
狂ったように探している
太陽の私物化を許してよ!
居た堪れなくなるほどの
現実が
ここには、あるから
パズルみたいに、壊してよ!
ばらばらになりたいんだ
できれば、君の手で
引退したら蝶になる...
空を飛んで、月へ行く...
雲を食べればひとっ飛び
明日なんて要らないの!
あぁ。
揺れているのは、世界のほうか
それとも...
あたしの脳なのか?