詩人:奏
桜が、散っていくあるモノは優雅にあるモノは寂しくあるモノは力強く思い思いに長年親しんだひとつの幹から離れて行くそれは悲しいことでけれど喜ぶべきこと一枚の花びらがどのように舞うのだろう花が地へ落ちるまで風に吹かれ陽射しに輝きそれはどのように見えるのだろうかさあ桜舞うまであと二ヶ月