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詩人:いもけんぴ佐藤ロビンソン
遠い未来から聴こえる
キミの声は
不思議なくらい懐かしい
生きた街の音に
かき消されながらも
必死にボクを呼んでいる
姿を変えていくすべてが
いとしくて かなしくて
手を伸ばすけど
ボクはもうキミに触れることも
できないよ
でもいつか必ずそこに行くから
ボクは弱いけど
弱虫なボクと戦う強さを
キミがくれたんだ
ほんのひと握りの勇気で
空を飛んで、時を越えて
ボクは大人になる
あのとき見た冒険の続きは
キミと並んで見るハッピーエンド、
こうして世界は繋がっていくよ
ボクたちの力で
キミにそっくりな
青い地球の物語を描こう