詩人:番人
黒い蝶が纏うように飛んでいる私に何か用なのかそれとも何かの暗示なのか私には分からないただ力なく問うたびに本当の自分から遠ざかる気がする蝶は舞う 蝉は鳴く儚きモノの問いかけほど心に染みるものもない私には分からないがたぶん知ってるのだろう