詩人:松子
朝が来なければいいと思うことがある また悲しいニュースを聞くことになるだろうから
朝が来なければいいと思うことがある どこかで少年や少女が犠牲になってしまうだろうから
朝が来なければいいと思うことがある どうせ優しくない一日が始まるんだろうから
夜 目を閉じて 眠りにつくかつかない頃 心臓をナイフで一突きしてほしい
誰でもいいから 一思いにやってくれないか
眠るとき 必ず明日の平和を願うから どうか一思いにやってくれ
偉大なるシンガーが 魂の叫びを 伝えてる
やりきれなさ ふがいなさ 愚かしさ
いろんな気持ちが駆け巡った
誰がため?
まだ見ぬ朝に産まれくる 命のため
今 この気持ちを全世界の 全人類が感じることができないのが 残念でたまらない