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[6877] 硝子の向こう

詩人:

君の瞳から零れ落ちた一粒の雫が物語る。


そんなに哀しい瞳をしないで…

君が見つめるその先は
磨り硝子のように不透明で
幻のように儚く消えてしまいそう。

“それでもいいの…”
と、君は言った。

そんな君は少女のように無垢な笑顔を浮かべながら…

だけど、その笑顔は今にも壊れてしまいそうだった。


それは硝子のように…

2003/12/23 (Tue)
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