詩人:夢中人
誰よりも頑張った気がするから 叶わないから無に浸る 恋する良さなど分からない 愛する良さなど分からない 偽の愛だけを踏んできた 造る笑顔も哀しみも演じるだけで偽造した 人を思うことに抵抗を覚えたのはいつからだろう 寄り添う人を失う哀しみが分からない 宿る愛が真実でも僕はもう役者だから 心からは愛せない 崩して壊れて散ってった記憶達が僕を演じさせる どんなに笑顔を見せてくれても枯れた心は潤わない 愛が奇跡を呼ぶのなら 愛の流れた一摘みの雫でも僕に下さい その日が来るまで僕は歌います 愛しさを詩った あの歌を