詩人:春欄
苦痛のあまり ひっかいた腕から 血が滴る…
声を 出さずには いられない 激しい痛み…
その苦痛を 乗り越え 授かった 新しい命…
泣き声を 聞いた瞬間 思わず 涙が溢れだす
恐る恐る 抱いた瞬間 あまりの 愛しさに 胸が震える…
私の産み出した 命
この子の 人生の始まり…
小さいけれど 偉大な命…
私は、母親を知らないけれど…
この命の誕生で 母の愛と想いを 感じる事ができた…
この小さく偉大な 命を前に 亡き母に 手を合わせる…
そして 私の中に 母を感じる…
2007/04/11 (Wed)