詩人:鴻
“幼少”
“現在”
年月で
“得たモノ”
“失ッたモノ”
情感に
“関与”
“支障”
‐『言使作用』‐
“凶器”
“重傷”
“軽傷”
“病気”
“急性”
“慢性”
“処置”
“薬剤”
“包帯”
“経過”
“未治”
“完治”
“治療”
“不可”
“可能”
どうして 気付けない?
どうして 傷つける?
どうして 解らない?
“言葉ノ槍”
誰かを刺して
“言葉ノ剣”
何度も斬って
重傷 軽傷 治療不可
“言葉ノ楯”
誰かを護り
“言葉ノ薬”
優シク処方
治療 処置 経過良好
“言葉ノ数”ト“星ノ数”
そりゃ 実際
星や 宇宙ノ方が
“「広ク 無限」”
だけど…―
“「脆ク 穿カナイ」”
人ノ心は
今があるから
昔ガ有リ
昔があるから
今ガ有ル
年月で
生証を
刻む様に
変わったのは…―
“《言数》”