詩人:さみだれ
夜がない幸せを
彼女はさみしいと言う
変わらない日々なんて
楽しくないと
いつだってそう
魔法にかかったような
そんな世界が好きだった
(あなたの見ている世界をあなたは飽きているだけ)
なぁ、君は好きなのかな
羽のない僕のこと
魔法にかかってない世界を
君は愛しているのかな
"あなたは何も知らないだけよ
こんなに広いんだから
魔法にかかってしまったら
魔法のような景色も現象も
あなたは知らないままよ"
この夜も魔法のようなら
君の声は変わらないでいてほしい
そして世界が魔法にかかったなら
また同じ言葉を聞かせてほしい
魔法がとける前に