詩人:怜士
涙なんかいくら出ても死ねない拭うのも面倒だよ身体中に重たいものが憑いて、僕を溶かそうとしている乾いた匂い痛い場所から逃げようとしてそのやわらかい感触に意識を集中するじわじわと涙に汚れて逃げ場が消えてゆくもっと追い詰められて壊れればいい