詩人:pereo。
いつもの交差点
一瞬香った懐かしい匂い
気のせいだったの?
頭の中で何十倍にも増幅されて
僕の心を揺さぶる
駅のホーム
向かい側を通り過ぎた人
声をかけそうになった
思い返すほどその姿はあなたに似て
そこいるはずのないあなた
全ては離れていく心が作った幻?
時が経つほどに
あなたがいた証拠は薄まって
時が経つほどに
あなたの記憶は指をすり抜ける
おねがいです...いつか僕が
あなたを振り返らないでも、前に進めるようになるまで
消えないで...
まだ側にいて...
2010/04/05 (Mon)