|
詩人:morning star
朝日が海の上に登りはじめるとき 香る月の雫がさよならをこだまさせた
満月が三日月になり太陽が夜空をかえてぼくはまた一ツなった
さあ手を差し出して夢をみていた季節は終りを迎えたみたい
愛したのはだれかじゃなくて創造されていく未来のその様子
そこに笑顔がふくまれている優しさもそこにいる慈しんだ行為も還り来るから微笑みとなる
さあ手を差し出して夢をみていた季節は生まれ変わり新しい夢を誕生させるからそこへ行けばいい
ぼくはぼくになるために殻を脱ぐ
そのために太陽を浴びよう月光を謳おう光りと咲こう闇を抱だこう
ぼくはぼくになるために殻を脱ごう
さあ手を差し出して夢をみていた季節はもうすぐ生まれ変わる
ぼくはぼくの架けた虹の上を歩きだして行けばいい