詩人:あいる
君が
今すぐ願いが
叶えたくなったからって
対向車のライトを
流れ星代わりに
何回か繰り返し唱えた
君の安易な考えを伝って
対向車は大渋滞
もしかしたら
もしかする
たくさんの詰まっている
テールランプを
満天の星に見立ても
いいと思ってきた
もしかすると
もしかしろ
君の願いが二人の願いになってるのに気づいて
スイスイと
流れに逆らって
泳いでいくボクら
また天の川を泳ぎたくなったら言ってね。
キラキラした君の眼を
流れ星にして唱える
このままどこまでも
泳いで生きたい
渋滞の終わりが見えてきた
もしかすると
もしかするのかもしれない