詩人:Я@κλ
体が凄く
軽く
息をする事も
忘れそうな
雨の今日
左目の端に
揺れる青いカーテン
重い瞼
少し開けて
見つめるだけの
白い天井
鏡に移る
モノクロの僕
テーブルから
滴り落ち続ける
水
溢れた
言葉で
滲むベッド
止まない
今日の雨…
乾かない
右頬…
反射する鏡
笑う残像
綺麗な
君…
囁くカーテン
オーロラのような
そう
現実のような
幻のような
淡い
夢のような
長い物語を終えた
儚い
恋のような…
懐かしい
晴れた日を
まだ
思い出せないまま…
ずっと
白い天井
見つめ…
重い瞼を
ゆっくり閉じる…
暗い部屋
暗い冷たい
僕の部屋