詩人:EASY
空間は制限を与えようとする
古典的なループトリックで
苦しみは価値観が構成した
アーティスティックな生態系
光りと闇は観念で神になって
思考は言論みたいに
自由っていうフレーズになった
ああ、本当に思うよ
目に見えないくらい離れた星を見て
宇宙は衝撃的に狭く
空間は僕たちに距離を与えない
何が出来なくて
何処に辿り着いて
何を手にすればいい?
僕は、すでにそうである場所で
プラカードを掲げながら
シュプレヒコールは歌わない
僕は振り向いて
笑顔と呼ぶにはあまりにも透明に
君の姿を探すんだ
ほんの一瞬の間
僕は君を探す
喧騒はモーションをスローにして
光りは輝きの範疇を超え
何よりもゆっくりと反射する
それは、まるで
記憶で作られた走馬灯の中にあった
本当の僕たちの
居場所の秘密みたいだ
ああ、なんて空間は
ああ、なんて時間は
こんなにも狭いのか