詩人:大蛇
例えるなら海の海草みたいに例えたなら空の雲みたいに例えれば海の海月のように海中を漂っていたい街に立ち尽くしていたい何もかも忘れて桜の花風に唄われてそっとそっと散り舞うように消えてゆくあたしと彼方その間にある関係も漂って散り舞うように消えていく。それでいいその想い全て胸に閉まって鍵かけるから。あたしと彼方すれ違い振り返るのはあたしだけ。