詩人:ℒisa
胸を焼き焦がす様な感情
君に抱いた日は遥か昔
その声その仕草その香り
全て愛しく涙を誘った
心臓から子宮に
子宮から脳に
脳から血液に
私の体内隅々を支配した
その全てを失ったあの日
私は現実を見た
君はどうしても
私の全てだったのに
何年経っても忘れられない
あの日から君を許して
あの日から君に許されたはずなのに
失う前の私たちに戻れたら
あの日君の答を許さなければ
あの頃の私がもう少し頑固だったら
あの日君を傷付ける事が出来てたら結果的には‥
全ての罪は君の事が大好きだったから
全ての罪はまだ愛されたいと欲に流されたから
運命で繋がれているのに
結ばれる事のない様な
虚しさが絶え間なく胸に吹雪く
いつまでも‥
いつまでも凍えてしまいそう