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詩人:旅人モドキ(左利き)
切り捨てることに対して きみは慣れっこな性分だから
その話題に接する際にも こう皮肉たっぷりに思うのさ 現金な脅し文句を送ろう
あらわになる害毒を盾にして 愚かにも踏みにじる過ち
伝統を守り継承する誇りなど 憂いに寄り添う情けより ちっぽけで取るに足らないね
まだ幼いころに手を染め 今もきみを束縛する事件でも
うかつな失敗を棚に上げ 恥のうわ塗りをする詩人なら さすがに笑えやしまいよ
解決しないから暗い社会とは ものすごい誉め言葉だな
あの戦争が終わる日もきっと 知らんぷりをし続けては 互いに責任をなすり合いして