詩人:亜紅亜
自分を傷つけ
傷めつけることを望み
人を信じては裏切られるのが怖いと血の涙を流す
私はいくら傷つけられても
傷付いてもいい…
でも、大切な仲間が…
大好きだと言い合える仲間が
泣く姿だけは見たくない…
ごめんね…
わがままで
ごめんね…
嘘つきで
ごめんね…
ごめんね…
私ができることは
ただ、ひたすら人を不幸にすることだけ…
言うなれば
呪われた人形…
だから近付かないで…
お願いだから
甘い夢を見せないで…
私は傷付いて
傷付いてしか
生かされない
呪われた人形だから…
もう…近付かないで