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詩人:どるとる
受け入れたくない現実を受け入れなきゃ
どうしてもいけない時
僕は自分を騙して
受け入れたよ
でもそれは受け入れたあとの今でも悲しいものさ
縛られたくなくて
従うことなんて
それ以上にしたくなくて 何もかもから逃げてきた僕にはひとりがよく似合うかい?
今日も何を言い訳に明日を抱くのか
本当は悲しくて悲しくて明日になんか行きたくないのにね
また僕は自分を騙くらかして明日を抱く
言いたげな言葉の口をふさいで
また言い訳をひとつこぼして
明日を抱くのさ
心に沈む冷たい鉛
いくつもいくつも
積み重なってゆく
それでも受け入れなきゃならない現実だから 僕は言い訳なしには生きられない
弱い生き物なのさ
どうか見逃してね。