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詩人:感動マニア。
運命のいたずらが築いたIsland
広がるbeachも 切り立つ崖も
波に洗われ 風に削られ
等しく 大河の底へ溶けていく
小川のせせらぎ 小鳥のさえずり
流れる雲 静かな雨
確かにそこに在ったものが
形を変え 姿を消し
波間に立ち尽くす 僅かな…
戻りたい時は 一つだけ
帰りたい場所は 一つだけ
会いたい人は ひとりだけ
未練はない 後悔もない
まだ耳に残る声も
まだ頬に残る痛みも
すべて幻と悟れたなら
すべて夢と知ったなら
行く川の流れは絶えずして
しかも元の水にあらず
優しい水音だけが聞こえている
いつの日も…いつまでも…