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詩人:あいる
2006の終わりから
えっと、いつにしよーか
なにかが優れてるから
君を選んだんじゃない
君は君でいて。
じゃあ、
3006年の君へ
また訳わからん手紙だ。
って君は笑うだろうね
でもいいんだ
君は君で。
ボクはボクだから。
才能が
文字を描きだすんじゃない
ただボクは
ボクの好奇心に
付き合っていただけさ
言葉より伝わるものを
探し続けたのに
表すときには
結局は言葉って
こんな屈辱はないよ。
君はなにって言われたら
納得いかないけれど
愛だと思うんだよ。
それしかないと思うんだ
ずるいよね
それだけで、
息が吸えちゃった。
言葉以上のもの発見
詩人のイロハが
わかりません
とりあえず逃がしたくないものだったので
君の手料理の鍋に
しまっておくね。
君が生まれ変わって
変わって、
変わって、
変わって、
これでもかって
変わった頃にも
この手料理の味が
だせると想えるんだ。
これ以上の幸せはないよね
それだけで
息が吸えちゃった。
二十歳の夜