詩人:ならか
自分の中には宇宙があると
子供の頃からかんじてはいた
それがなにかもわからぬまま
年を重ねるごとに
どんどん…どんどん
自分はちっぽけだと感じていった
なぜか
居づらくなった
ちっぽけだと
思いしらされることで
お前なんか
居ても居なくても別にね、
って
否定されてるようなきがした
けど今は違う
ちっぽけだとわかってる
けれども
存在を証明してやる
宇宙は潰れてはいない
消えてはいない
今も何億何兆もの
惑星は動いている
止まりはしない
広がるのみ
叫んでやる
思い知らせてやる
俺の宇宙の何光年もの営みを
俺の気宇壮大な世界を
supernovaまではまだほど遠い
自らの光をみせつけてやる
照らされて光るんじゃない
誰でもない
己れが光源だ
どこ探したって
ひとつとないからね