詩人:快感じゃがー
認めて欲しかっただけ
弱い自分
曝け出せる
誰かさんに。
ねえ
微笑みをたずさえて、
此の狭っ苦しい世界を
其れなりに
歩いてみたんだ
体裁守るのは
簡単だから、
多分きっと
無理してただけさ
『本音を吐いて
しまえたら
もっと好い生き方が
あるよ』
あなたは唄う
藻掻いて、藻掻いて
虚勢を信じた
此処にあるものが
僕を繋いでくれるって
でも云っちゃ駄目
裏切られて嘘になる
傷つくのは
僕だけで
もう充分
『枷を払えば
楽になる』
夢見た現実が
僕のものになる?
でも、あなたは
汚されないでいて
『唯其処に
居てくれさえすれば
いいんだ。』
云っちゃ駄目
云っちゃ駄目
傷つきたくないんだ
傷つけたくないんだ
もう誰も
終わりにするのは
簡単なこと
知ってるから
確かな優しさで
僕を包む
あなたのそばで
痛みすら愛せたら
きっと何かが
変わると信じて
また今日も対峙
名案はないけど
この丘の上から
待ちくたびれた
明日が
見えるよ
"虚勢の日々が始まる"