詩人:遥 カズナ
たいがいの事が終始、安易で脆い現実の裏打ちに根ざしていながらその方が安堵を誘うように小っちゃな手が握り返して来る途方もない嘘からの回り道がより真実に近いのなら毎朝、鏡に映すこの顔のどこかに 確信と呼ぶにはむずがゆいひきつる他にない結末は鏡返しのような始点と終点やらやなんて浅はかな結論ばかり見つめ続けるのだろう笑いたい、