詩人:里雨夜
屋上で空を見上げている君がいるじっと雨にうたれている君がいる小さく震えている君がいるねぇ君の頬を濡らしているのは雨だけですかもし雨で誤魔化しているのなら僕を濡らしてください僕の腕を僕の胸を濡らしてくださいどうかどうか独りぼっちにならないで独りで背負いこまないでどうかどうかお願いです君に関わらせてください