詩人:詩奈
夜中目が覚めるとつけっぱなしの暖房が喉をカラカラにしていた息苦しくて開けた窓からは冬のにおい耳をすませても何も聞こえない夜の世界で一瞬だけプラネタリウムにでも来たような錯覚誰も知らないものを誰も見えないものを感じた気がして子供の頃秘密基地を作ったドキドキがよみがえる冬の夜がふと目が覚めた時の冬の夜が私は好きだ