詩人:現実的SUGILL
いま、あの人が恋しくて。
こんなにも守りたくて
嫌われるのがこわい
傷つくのがこわい
そう言いながら
幸せな恋にいつかは
巡り合えるはずと
本当はどこかで期待してる
不満だらけの現状も
不安だらけの未来さえ
どうでもいい
どうせできない
そう言いながら
きっと叶えてみせる
変えてみせると
本当はどこかで夢見てる
本当は愛おしくて。
だから終われない
可能性に満ちたあの
高く遠い空に
触れてみたくて
悩み渦巻く日々
たらればの下心
不確定要素満載の
真っ白な未来図に
思い描く明日の色
希望を寄せて...
凛としたその強い眼差し
いつだって
その気にさせてくれる人
だから手放したくない
まだ終われないよ
世界はそんなに
つまらなくはないと信じよう