詩人:山崎 登重雄
最後のフレーズを放ち呼吸を整え 静けさをまとう空気の響き 波紋が足を止めるその声が その弦が その鍵盤が余韻のあとに訪れるのは万来の拍手喝采か怒涛のブーイングかエンドロールが流れる何人客席に残っているのだろうか主人公の名は? 作者は? 監督は?タイトルは? ストーリーは?アクション? コメディー? ラヴロマンス?何人の記憶に残っているのだろうか