詩人:ℒisa
『昔は愛を詠っていたのに』友は言うそれは私が御伽噺の読み過ぎだったのかも知れない白馬に乗った王子様などに愛なんかないんだよ愛って言うのはそんなに綺麗じゃなくて良いんだ嫉妬や憎しみや悲しみや苦しみの根源が愛だとしても良い舞い落ちる雪は綺麗だけれども翌朝積もった東京の雪を見てごらんそれも雪昨夜と同じ雪なんだよ